不純日記

日記です

カクレクマノミ(天然ペア)がやってきた

ついに生体導入だ~!

本当は1ヶ月は水槽空回ししようかなぁと思ったんですが、思っていたよりも水質安定しているような気がしたので、今回は海水魚水槽立ち上げ1週間でカクレクマノミをお迎えしてしまいました。

どうなんでしょう? 場合によっては最低2週間は空回しした方がいいとは聞きますよね…。

ただこの1週間、ずっとPH、アンモニア亜硝酸、硝酸塩の検査は続けてきました。

1日目にスベスベサンゴヤドカリをいれることでフンもでるようになったはずなので、ここでアンモニア亜硝酸→硝酸塩の生体ろ過でバクテリアによる分解ができていれば、最終的に硝酸塩が検出されるらしいです…この理解であってるのか?

2~3日まではアンモニアの検査をして毎日ゼロ、4~5日からは亜硝酸塩と硝酸塩の検査も加えてやりました。

結果、ずっと硝酸塩は10mg以内の検出が出ていたので、アンモニア亜硝酸→硝酸塩でバクテリアによって分解されており、かつ、10mg以内まで抑えこまれて生体にも安全な状態が保たれた状態であると結論づけました。

実は淡水の水槽をやっていた時は、こんな風にちゃんと立ち上げたことなかったんですよね。

雰囲気でアクアリウムをはじめていたので、最初のカルキ抜きした水道水からのスタートした時、最初メダカがものすごい天に召されてたので、ちゃんとバクテリアによる生物濾過がうまくいってなかったんだろうなあ…と今でこそ思います。

なので、ここまでゼロゼロ最小限でスタートになっているのは正しい結果なのか? という不安もあるのですが、多分、大丈夫…な…はず、ということで、いつもお世話になっているアクアショップさんでカクレクマノミをお迎えすることにしました。

土曜日に行くつもりでしたが、在庫が気になったので電話したところ、一応随時入荷はあるものの、売約とかはできませんってことなので、行っていたらいいね、という感じで行きました。

カクレクマノミの天然ペアとは?

カクレクマノミ自体は人気種で定番なので常にいるようなのですが、入荷するパターンに色々あるようです。

今回海水担当のショップ店員さんがすごく親切で優しい方だったので、色々聞けました。

今回カクレクマノミが二匹ほしかったので、ペアでいませんかと確認しました。

ペア、というのはオスメス一匹ずつというか、カクレクマノミは調べれば出てくるのですが、性別が変換する、「雄性先熟」というおもしろい特長を持っています。

クマノミの性別にはおもしろい特長があります。

なんと、性別が一生固定されているわけではないのです。

イソギンチャクで一緒に暮らす個体の中で、一番大きいのがメス、二番目に大きいのがオスとなり、残りの個体は繁殖には参加しないのです。

この時にメスが死ぬと、オスだった個体がメスへ、次に大きい個体がオスになります。

このように最初にオス、次にメスに性別を転換することを「雄性先熟」といいます。

海水魚に挑戦!カクレクマノミの魅力

この、すでにオス・メスで仲良くなっている状態をペア(と理解してます)と思うのですが、すでにこの状態になっているカクレクマノミを販売してくれるパターンがあるので、そうなっていないかアクアショップさんで確認したのです。

すると、今回は珍しく天然ペアで入ってきていて、大人気なのですぐ売れてしまったけど、まだ1ペア残ってるので、それはどうですか、と言われました。

天然ペア、というのはどうやらワイルド個体でペアになっている仔たちのようです。

ワイルドとブリードの違いを調べたところ、うちに結果的にお迎えしたこの天然ペアの仔たちは丈夫という特長がありそうです。

たしかに、大きさが結構あるんですよね。そしてずんぐりむっくりしている。

ワイルド個体の特徴としては、色鮮やかで丈夫な個体が多いという事です。

自然豊かな環境で育っているので健康に育った色鮮やかな個体が多く、沖縄産のスーパーオレンジと呼ばれる色鮮やかな個体は特に人気があります。

また、外敵がいる厳しい自然の環境で育っている為、弱い個体は自然淘汰されてしまい、必然的に強くて丈夫な個体が残ります。

「ニモ」を飼育する!|カクレクマノミの生態と飼育方法 | ALL BLUE

ここで唐突に値段的な話になって恐縮なのですが、カクレクマノミ自体は値段的にはそこまで高くないだろ~とわたし、考えていたんですね。

カクレクマノミには人工ブリードされた個体(つまり、人間の手にとって生まれた個体)もいて、こちらはお値段も安いですが1匹ずつになっていることが多く、さらに身体が小さいことが多いようです。

体長2~3cmの幼魚が売られていることが多いのもブリード個体の特徴です。

ワイルド物ではなかなか見られない小さなサイズですので、小さめの可愛らしい個体が欲しい方にとっては嬉しいことです。

ただし、2~3cmの幼魚は水質の変化や水質悪化などで体調を崩しやすいので初心者の方ならもう少し成熟した個体の方が安心して飼育できるかもしれません。

「ニモ」を飼育する!|カクレクマノミの生態と飼育方法 | ALL BLUE

ブリードなので、すでに人工餌付けもされているパターンが多くて、人工餌をすぐ食べてくれるというところはあるみたいです。

そして、こうしたブリード個体をcharmさんで見たときの価格が平均くらいなのかなと思ってました。

この当時で1,890円です。なので高くても2,000円~3,000円くらいかな~と思って予算組んでおりました。

小さい個体の方から育てた方がワシが育てた感があっていいかも~と思ったのですが、いまさら調べていたやはり身体が小さい仔は体調を崩しやすいというレビューもあったので結果的には天然ペアを選んでよかったかもしれません。

まだお迎えして2日なので全然わかりませんが…。

店員さんからはこのペアがめっちゃオススメです! と言われて、じゃあ欲しい~! となって、買います!っていってからお値段聞いたんですけど(まさかの後)、6,980円でした。

結構するじゃん!!! ってお値段聞いて震えちゃいました。

過去にcharmで取り扱っていたと思われるカクレクマノミのワイルドでのペアは8,100円だったようなので、大体そのあたりの価格帯なのかもしれません。

ついでになんかのサンゴを買った

店員さんが本当に親切で、他に何か欲しいですか? と言われたので、何もないからサンゴ欲しい…といったら、一番最初にいれていいやつ…というのを紹介してもらい、スターポリプか、カリフラワーみたいなサンゴのどっちか、どうですかといわれました。

スターポリプ、めちゃくちゃキレイでしたが、めっちゃ小さくて、最初にいれるサンゴとしてはしょぼいかもですね、といわれてそれはそうかも笑、と思い、じゃあこのカリフラワーみたいなやつください、とカリフラワーみたいなサンゴを買ってきました。

カリフラワーみたいなサンゴ

ちゃんと名前を教えてもらうの忘れてしまったんでレシートみたんですけど、

ってレシートに書いてあって何もわかんなくて変な声でました。

トサカサンゴ的なことが書いてあったと思うんですけどね…同じ種類のサンゴが2体いて、一つはもっと大きくて木みたいで、今回買ってきた仔は今回のようにずんぐりしている仔でした。

照明を当てすぎると逝くといわれたので、ある意味ではそんなに難しくないはずです、と言われました。白よりも青を当ててくださいといわれて、照明の使い方まで教わってしまった!

ただうちには光量や色を細かく調整できるライトはなかったのであった~完~

前回も紹介した通り、charmのアクロ TRIANGLE LED MARIN 300を使っております。

サンゴもう少し詳しくやる時は、お店で使ってたやつにしようカナ!? と思いましたが、今みたら5万とかするみたいで笑いました、高すぎだわ…。

店員さんもいきなり買うのは…ハードル高いと思うから…と勧めてこなかった理由はよくわかりました。

このカリフラワー(仮)トサカサンゴ(不明)ですが、スベスベサンゴヤドカリくんがものすごい執着しはじめてしまいまして…。

最初は上の写真みたいに綺麗にポリプ?とかいうやつを開いてふわふわしていたのに、

スベスベサンゴヤドカリのせいで✊ゲンコツみたいになっとるが!?

ヤドカリが今はずっと乗っかかって完全に閉じこもるようになってしまいました。

これ大丈夫? このまま弱っていかないか本当に心配なのですが…。

ヤドカリが消えると開くので絶対ヤドカリのせいだと思う

今もみたらヤドカリが隣に座ってて✊ゲンコツになってました…はじめてのサンゴがヤドカリによって死んだら激怒なのだが?

カクレクマノミへのエサやり

最初は冷凍餌とかをあげて、やる気ださせてあげてくださいといわれたので、

も一緒に買ってきました。

初日は様子見のため、餌やりはなしにして、次の日の朝に早速、あげてみたところ、反応もよく口にもいれてました。

ただ1キューブ全部は食べずに途中で飽きて口から吐くようになったのでやめました。

全部食べるわけではないのか~…という感じです。

人工餌はショップでおすすめしていたこちらを買ってきました。

まだ冷凍餌だけしかやってないので、途中からこれも織り交ぜつつ、人工餌を基本に、たまに冷凍餌みたいにしていければなと思ってます。

とりあえず今は海水魚水槽立ち上げから8日目、カクレクマノミがやってきて2日目です。

1ヶ月飼育できれば、うまくいったと考えてよさそうなので、このまま頑張りたいですね…

サンゴがどちらかというと心配です…。