不純日記

日記です

弱ったヒドジョウを塩水浴させる

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すぐ横に倒れてしまうヒドジョウ

ホームセンターにいったら、パッキングされて完全に弱っていて可哀想なヒドジョウがいました。

自分がお迎えしてもダメになってしまう可能性しかなかったけど可哀想だったのでついお迎えしてしまいました。

ドジョウは塩耐性がないらしくて塩水浴は向かないとありましたが、このまま弱っていくのもな…と思い、薄めの塩水浴をします。

とりあえずバケツに水を張り、余っていたヒーターと投げ込み式のエアポンプがあったのでそれをいれて、水合わせを簡単にして、0.3%の濃度の塩水を作り、塩浴開始。

家にきてから5時間ほど観察してますが、ジッとして動かないけれど、時々動いてはいるようで位置が変わってました。(位置が変わってるとホッとする…)

エアレーションの動きのせいで、うまくエラが動いてる様子が見えないので息してるのかわかりにくいんですよねぇ…。

このまま5日間、頑張ってくれるとよいけれど、耐えてくれるかなぁ…

ドジョウ(ヒドジョウ)の塩水浴方法

今回試した塩水浴の方法は以下です。

  1. 隔離水槽(バケツ)にいれてあげる(底砂はなしのベアタンクでOKです)
  2. 塩水浴(濃度は0.3%で、人工海水で作るとなお良い)してあげる
  3. さらに、粘膜保護剤をいれてあげると塩ダメージが軽減する(らしい)
  4. エアレーションして水温が一定になれるようヒーターで調整する
  5. 塩水浴期間は5日間を目安に、その期間は絶食させる(水が汚れるので)
  6. 毎日全換水する
  7. しばらく様子を見て、元気になってきたと感じたら、塩水の濃度を薄めて、徐々に淡水に戻していってあげてください(0.2%→0.1%→0%のように)
  8. エサをあげてみて食べる元気があれば大丈夫かもです

この方法を使うと、救命できる確率があがるかもしれません。

塩水浴の際に、濃度を計算する時には以下サイトを参考にしました。

xn--48jwgy65k6z7bz7j.com

最初は普通に家にあった食塩で塩水浴してましたが、どうやら人工海水で作った方がいいという話も聞いたので途中から、以下の人工海水を作って塩水浴してました。

さらに以下は今回使った粘膜保護剤入のカルキ抜きです。ドジョウには向いてるのかも~。

ヒドジョウのその後

結構、検索からドジョウの塩水浴を調べられる方が多いようなので。

すっかり元気になりました

今はすっかり元気になって、元気いっぱい泳いでおります。

実は、別に三匹のドジョウを飼育していましたが、そのうち1匹が飛び出してお亡くなり、残り二匹が夏場の気温上昇で弱り、一匹はなくなりましたが、もう1匹は今回と同様に、隔離して塩水浴を続けた結果、元気を取り戻したので、効果はあるのかもしれません。

ヒドジョウが元気になるまで

参考になるかはわかりませんが、以下は元気になるまでの記録です。

2022年1月

1月30日頃の様子です

しばらくバケツにいましたが、最初に使ってた水槽が空いたので水槽にお引越し。

環境としては以下です。

  • パワーハウススモールフィルターでエアレーション
  • 26度で水温キープするのにヒーターをいれました

この時はまだ調子が悪く、横向きだけでなくこんな風にひっくり返っていました。

ひっくり返る症状を調べると、ドジョウの転覆病の話がたくさん出てきます。

ひっくり返ってしまうほどだと、あまり助かる見込みがないといった話も多く、このまま弱っていってしまうのかなあ…と毎日ドキドキしながら見守っていました。

2022年2月

エサも食べられるようになってきたので

この頃からエサを1粒程度ですが毎日食べれるようになりました。

この水槽で暮らしてもらうことに決めて、ボトムサンドを入れました。

びっくりしていました。

2022年3月

隠れ家が欲しかろう、ということで

隠れ家として、白御影石風のシャレオツな土管をプレゼントしました。

入らずに上に乗っていたのがシュールでした。

2022年4月

パワーハウススモールフィルターがお気に入り

この時期はよく、パワーハウススモールフィルターに挟まっていました。

奥でZOOX ネクストジェネレーション バイオメディアを沈めていますが、今はこのろ材とパワースモールフィルター一つで十分濾過されています。

2022年6月

一匹は寂しかろう、ということで

この2ヶ月、一匹だけは可哀想だろうと、同じヒドジョウを探していたのですが中々巡りあえず。ようやく出会えたのがこのちっちゃーなコでした。

横並びになるとその差は歴然

いやはや、大きさに違いがありますなぁ。

ここにきて、さらなるニューフェイス…?

ヒドジョウだけではなく、ドジョウがいますが、これは最初に飼育はじめたドジョウの生き残りです。

このコは夏場の気温の急上昇におそらくやられて、同じく瀕死になってしまったのを同様に隔離して、塩水浴で同じ復活しました。

やはり塩水浴はそれなりに効果はあるのかもしれません。わからないけど。

せっかくなのでドジョウだよ全員集合しましたが、このドジョウは本当に臆病で近寄るとすぐ消えます。

2022年7月

2022年1月に比べてだいぶおっきくなった気がします

う~ん、体長、伸びた? 少なくとも後ろにいるドジョウよりはデカイのは確実です。

なぜならこのヒドジョウがエサをほとんど食べているから…(可哀想)

毎日冷凍アカムシを食べているのもあり、お腹はパンパンです。

ちっこいコも元気です

仲良く土管ラブしたりしています。微笑ましいです。

2022年9月

一瞬ビビった

逆さまに土管に入っていたので、また転覆病かと焦りました…。普通にくねくねしていただけでした…。

2022年11月

引っ越してきた車に飛び乗るチビヒドジョウ

最初は小さかったヒドジョウも太ましくなってきた気がします。

それでもやっぱり、塩水浴から復帰したヒドジョウはでかい

今ではこんな艶やかなでなめらかボディを保ったまま元気に暮らしています。

皆さんのドジョウも元気になりますように~!!!